さっそく。

 

時代を遡り

源義朝公のお墓へ!


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ここには織田信孝公も

眠っていらっしゃいます。。

 
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お二方とも、無念の死を遂げた人物故に中々怨念がこもってそうな雰囲気が漂っていました(笑)


家臣、長田親子の裏切りに会い

野間の地で果てた義朝公。

騙されて招かれた湯殿にてその生涯を終えます…。

剣術に長けていたため

討たれる間際、せめて木刀の一本でもあれば…と言ったことから

義朝公のお墓には木刀に見立てたたくさんの木札が供えられています。

 とても素敵な墓所でした。


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 ↑こちらが湯殿跡。


長田親子はその後、義朝公の子、頼朝公によって

騙されて捕らえられ、はりつけにされます。


平家を倒すため尽力すれば美濃尾張(みのおわり)を与えよう、と長田親子に頼朝公は言うわけですね。

その後 長田親子は戦で武功を立て見事頼朝公は平家に勝利するわけです。

頼朝公は約束通り長田親子に美濃尾張を与えると言って野間の地を訪れ、長田親子をとらえ殺してしまいます。

約束通り、「身の終わり」を与えたわけですね…。。。



こんな話が言い伝えられ

時は戦国時代。。。


信長が光秀の謀反に合い本能寺の変で炎の中に消え

光秀を打ち仇討ちを果たした秀吉が後継者として名乗りをあげる。

これをよしとしない勝家、信孝と対立。

賤ヶ岳の戦いで敗北すると勝家は自刃、

信孝は切腹を命ぜられる…。

野間の地で切腹させられた信孝公が残した時世の句がこちら


昔より主を打つ身(内海)の野間なれば

報いをまてや 羽柴ちくぜん


昔、主君を裏切り報いを受けた長田親子のように、秀吉にも報いがくるであろうと言う怨みのこもった時世の句。

悔いを残して果てた信孝公の句。




歴史を知れば知るほどに、

今の平和な世の中では想像出来ない程の犠牲の上に私たちの生活が成り立っている、ということを実感する。


戦乱の世に散っていったご先祖様を尊び、こうしてお墓に参ることしか出来ないが

ご先祖様が作り上げてくれた平和な世に感謝し、それを作り上げる為に

たくさんの犠牲、たくさんの涙、

たくさんの血が流れたこと、そのことを

夢忘れずに送る毎日でございますm(__)m

 

 
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いやー…それにしても、やはり織田家は美しい。

教養があり 武士としての生き様 死に際

全てにおいてかっこいいーーー